一般社団法人 日本臨床神経生理学会

認定制度

認定規則・細則

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 認定制度に関する規則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 認定制度に関する規則

(理念と目的)
第1条
一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)では、神経学的補助検査としての臨床神経生理検査の施行と判読・解釈において、高度の専門的知識と技術・技能を身につけている専門医、ないし専門技術師を養成し、そのような医師・技術師が、脳・神経疾患の診療に広く関与することで、診療の質を向上し、国民の福祉・健康に貢献することを目指して、認定制度を設ける。本規則ではその概要を定める。
(認定制度の種類)
第2条
当学会の認定制度は、専門医制度、専門技術師制度、指導医制度、施設認定制度の4種類と定める。
2.
指導医制度と施設認定制度は、指導医ならびに認定施設を認定し、専門医の教育・養成および質の向上・維持に寄与することを目的とする。
3.
これらの各制度の詳細については、それぞれの制度についての別規則に定める。
(改正)
第3条
本規則の改正は、理事会の審議を得たうえで、社員総会の承認を要する。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。
  2. 本規則の施行と同時に従来の日本臨床神経生理学会認定制度の基本理念、日本臨床神経生理学会認定医制度、日本臨床神経生理学会認定技術師制度、および附則は廃止とする。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門医制度に関する規則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門医制度に関する規則

(目的)
第1条
本規則は「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)認定制度に関する規則」に従い、本学会の専門医制度について定める。
(専門医の名称)
第2条
本学会の専門医は、脳波に関する専門医と、筋電図・神経伝導に関する専門医の2分野に分ける。それぞれ日本臨床神経生理学会専門医(脳波)(Board-certified clinical neurophysiologist(EEG section))、日本臨床神経生理学会専門医(筋電図・神経伝導)(Board-certified clinical neurophysiologist(EMG/NCS section))と称する。
(専門医の審査、認定方法)
第3条
専門医の認定は、資格取得を希望する会員からの申請に基づき、初回申請時の認定試験、及び、期間更新時の審査によって行う。
2.
認定の有効期間は 5年間とする。
3.
認定は、理事会が行う。
4.
第1項の審査及び認定は、毎年行う。ただし、やむを得ない事情があるときは、理事会の決定により資格審査及び試験を行わないことができる。
5.
専門医に認定された者には、専門医認定証を交付する。
(専門医の初回認定)
第4条
初回申請時は、受験資格を満たした者に対しての筆記試験により審査、認定を行う。
(専門医の資格更新)
第5条
専門医の資格は、認定後5年ごとに、本人からの申請を元に審査、認定の更新を行うものとする。
2.
資格更新の基準、及び、手続きの詳細については、細則で定めるところによる。
(専門医認定の取り消し)
第6条
理事会は、次の事項に該当する専門医について、その認定を取り消すことができる。
1) 本学会会員を除名された場合
2) 専門医としてふさわしくない行為があった場合
(改正)
第7条
本規則の改正は、理事会の審議を得たうえで、社員総会の承認を要する。
(補則)
第8条
本規則の施行について必要な事項は、理事会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。
  2. 本規則の施行と同時に、従来の日本臨床神経生理学会認定医を日本臨床神経生理学会専門医に名称変更する。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門技術師制度に関する規則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門技術師制度に関する規則

(目的)
第1条
本規則は「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)認定制度に関する規則」に従い、本学会の専門技術師制度について定める。
(専門技術師の名称)
第2条
本学会の専門技術師は、脳波に関する専門技術師と、筋電図・神経伝導に関する専門技術師の2分野に分ける。それぞれ日本臨床神経生理学会専門技術師(脳波)(Board-certified clinical neurophysiology technologist(EEG section))、日本臨床神経生理学会専門技術師(筋電図・神経伝導)(Board-certified clinical neurophysiology technologist(EMG/NCS section))と称する。
(専門技術師の審査、認定方法)
第3条
専門技術師の認定は、資格取得を希望する会員からの申請に基づき、初回申請時の認定試験、及び、期間更新時の審査によって行う。
2.
認定の有効期間は 5年間とする。
3.
認定は、理事会が行う。
4.
第1項の資格審査及び試験は、毎年行う。ただし、やむを得ない事情があるときは、理事会の決定により資格審査及び試験を行わないことができる。
5.
専門技術師に認定された者には、専門技術師認定証を交付する。
(専門技術師の初回認定)
第4条
初回申請時は、受験資格を満たした者に対しての筆記試験により審査、認定を行う。
(専門技術師の資格更新)
第5条
専門技術師の資格は、認定後5年ごとに、本人からの申請を元に審査、認定の更新を行うものとする。
2.
資格更新の基準、及び、手続きの詳細については、細則で定めるところによる。
(専門技術師認定の取り消し)
第6条
理事会は、次の事項に該当する専門技術師について、その認定を取り消すことができる。
1) 本学会会員を除名された場合
2) 専門技術師としてふさわしくない行為があった場合
(改正)
第7条
本規則の改正は、理事会の審議を得たうえで、社員総会の承認を要する。
(補則)
第8条
本規則の施行について必要な事項は、理事会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。
  2. 本規則の施行と同時に、従来の日本臨床神経生理学会認定技術師を日本臨床神経生理学会専門技術師に名称変更する。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 指導医制度に関する規則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 指導医制度に関する規則

(目的)
第1条
本規則は「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)認定制度に関する規則」に従い、指導医制度について定める。
(指導医の名称)
第2条
脳波に関する指導医と、筋電図・神経伝導に関する指導医の2分野に分ける。それぞれ日本臨床神経生理学会指導医(脳波)(Board-certified clinical neurophysiology instructor(EEG section))、日本臨床神経生理学会指導医(筋電図・神経伝導)(Board-certified clinical neurophysiology instructor(EMG/NCS section))と称する。
(指導医の審査、認定方法)
第3条
指導医の認定は、資格取得を希望する専門医からの申請に基づき、資格審査によって行う。
2.
指導医の認定期間は、5年とする。初回の認定期間はこれより短くなる場合がある(第4条参照)。
3.
認定は、理事会が行う。
4.
第1項の資格審査は毎年行う。ただし、やむをえない事情があるときは、理事会の決定により資格審査を行わないことができる。
5.
指導医に認定された者には、指導医認定証を交付する。
(指導医の資格更新)
第4条
指導医の資格は、本人からの申請を元に審査、認定の更新を行うものとする。
2.
初回の更新は認定後最初の専門医更新と同時に行う。その後は、5年毎に専門医および指導医を同時更新する。
3.
資格更新の基準、及び、手続きの詳細については、細則で定めるところによる。
(指導医資格の喪失)
第5条
指導医の資格は、専門医資格を喪失したときに同時に喪失するものとする。
2.
本人からの申し出等により資格喪失とする場合がある。
(改正)
第6条
本規則の改正は、理事会の審議を得たうえで、社員総会の承認を要する。
(補則)
第7条
本規則の施行について必要な事項は、理事会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 施設認定制度に関する規則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 施設認定制度に関する規則

(目的)
第1条
本規則は「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)認定制度に関する規則」に従い、施設認定制度について定める。
(認定施設の名称と分類)
第2条
認定施設として、脳波分野と筋電図・神経伝導分野それぞれについて、教育施設と準教育施設を定める。
2.
それぞれ日本臨床神経生理学会認定教育施設あるいは準教育施設(脳波)、日本臨床神経生理学会認定教育施設あるいは準教育施設(筋電図・神経伝導)と称する。
(指導医の審査、認定方法)
第3条
認定施設の認定は、認定を希望する施設責任者からの申請に基づき、資格審査によって行う。
2.
認定期間は5年とする。
3.
認定は理事会が行う。
4.
第1項の資格審査は毎年行う。ただし、やむをえない事情があるときは、理事会の決定により資格審査を行わないことができる。
5.
認定された施設には、施設認定証を交付する。
6.
指導医の移動などにより施設認定条件が変更になる場合(教育施設と準教育施設の区分変更を含む)や施設基準を満たさなくなる場合には、年1回の認定受付時に変更申請を行う。
(施設認定の条件)
第4条
脳波分野と筋電図・神経伝導分野、教育施設と準教育施設、それぞれに分けて認定する。
2.
教育施設は指導医が常勤で勤めており、指導医が臨床神経生理研修の指導をできる施設、準教育施設はそれ以外の施設で、教育施設との連携の元で教育施設に準じた指導が可能な施設とする。
(施設認定の更新)
第5条
施設認定は、認定更新を希望する施設責任者からの申請を元に、審査、認定の更新を行う者とする。
2.
認定更新の基準、及び、手続きの詳細は細則で定めるところによる。
(施設認定資格の喪失)
第6条
施設認定資格は、第4条の認定条件を満たさない場合に喪失するものとする。
2.
施設認定資格を喪失した場合には、速やかに学会事務局に届け出るものとする。
(改正)
第7条
本規則の改正は、理事会の審議を得たうえで、社員総会の承認を要する。
(補則)
第8条
本規則の施行について必要な事項は、理事会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。

 


一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門医資格審査、認定更新等に関する細則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門医資格審査、認定更新等に関する細則

(目的)
第1条
本細則は、「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下本学会という) 専門医制度に関する規則」に基づき、専門医の資格審査、試験および認定更新に関する事項を定め、適正な運用を行うことを目的とする。
(委員会)
第2条
専門医の資格審査、試験、認定更新等に関する業務は、本学会の試験・認定委員会(以下「委員会」という)が行う。
(専門医の申請資格)
第3条
認定試験受験者の申請資格は以下のように定める。
  1. 1)日本国の医師免許証を有すること。
  2. 2)臨床経験が5年以上(初期臨床研修期間の2年間を含む)あること。
  3. 3)脳波あるいは筋電図・神経伝導の臨床的検査・所見診断に3年間以上(他の検査・診断との兼務期間も含む)従事した経験を有すること。
  4. 4)継続的に3年間以上の本学会会員歴を有すること。
  5. 5)本学会会員歴には、学生会員歴も認めるが、正会員歴が含まれている必要がある。
  6. 6)本学会主催の学術大会、技術講習会、または本細則第12条に定める主催セミナーもしくは関連講習会への参加が、申請時点からさかのぼって3年以内に2回以上あること。ただし、少なくとも1回は本学会主催の学術大会あるいは技術講習会であること。
  7. 7)本学会が認定する教育施設あるいは準教育施設における1年以上の研修歴を有すること。ただし、前記の運用を開始するまでは、暫定措置として、専門医あるいは専門技術師指導下の1年以上の研修歴を有することとする。
  8. 8)施設認定制度の導入に伴い、認定試験受験の申請資格を下記の様に緩和する。
    1. a)申請資格の7)(専門医あるいは専門技術師指導下の1年以上の研修歴)を、過去3年以内の日本臨床神経生理学会技術講習会、ないし、当該分野の主催セミナー1回、あるいは、当該分野の関連講習会2回の受講でもって代えることが出来る。どのセミナー・講習会がどの分野の申請資格として適切かは委員会で定める。
    2. b)この緩和措置は2018年から2021年試験までの4年間に適用する。
(試験の公示)
第4条
委員会は、本細則第8条に基づく試験を行うときは、試験日時、受験資格、受験申請方法、受験申請期間、その他認定験実施に関する事項を機関誌および学会ホームページで公示する。
(認定試験受験申請について)
第5条
認定試験申請については以下のように定める。
2.
認定を希望する者は以下の書類を本学会に提出する。
  1. 1)委員会作成の申請書
  2. 2)医師免許証のコピー
  3. 3)専門医もしくは専門技術師による、該当分野における3年間以上の検査・診断あるいは研究への従事と、1年以上の専門医あるいは専門技術師指導下の研修歴に関する証明書(ただし、教育施設、準教育施設の正式運用を開始した後には指導医による証明書)
  4. 4)学術集会等に参加したことを証明する参加証あるいは抄録等のコピー
  5. 5)最近5年間に自分が実際に経験した脳波波形のコピーとその所見のレポート5例分(脳波分野)、ないし、筋電図・神経伝導検査等の波形のコピーとそのレポート5例分(筋電図・神経伝導分野)。ただし,針筋電図に関しては必ずしも波形は必要でない。
第6条
専門医試験受験を申請しようとする者は、受験料を納付しなければならない。
2.
受験料は、脳波分野および筋電図・神経伝導分野それぞれ2万円とする。
3.
受験料は、脳波分野および筋電図・神経伝導分野の2つの資格を同時に受験する場合は、合計3万円とする。
4.
受験料等の請求する料金、及び費用には消費税を加算し請求する。
(受験資格の審査)
第7条
委員会は、前項により提出された書類により、専門医試験の受験資格を審査するものとする。
2.
同委員会は、前項の資格審査の結果を申請者に通知しなければならない。
(専門医試験の実施)
第8条
専門医試験は以下のように施行する。
  1. 1)年1回施行する。
  2. 2)試験問題は試験・認定委員会が作製する。
  3. 3)筆記試験を、基礎・ME分野、脳波分野および筋電図・神経伝導分野に分け個別に行う。受験者はそれぞれの分野の試験と基礎・ME分野の試験を受験する。両分野を同日中に受験する場合は3つの試験を受験することとする。
  4. 4)各分野の検査・診断あるいは研究に必要な神経・筋解剖および発達、生理学、電子・物理学、検査の理論・方法・技術、検査所見の判読およびその解釈に関する基本的知識、検査中の緊急事態に対する対処方法等の知識・技術に関して審査する。出題項目の詳細については、筆記試験範囲の大綱において定める。
  5. 5)マルチプルチョイスの問題を、基礎・ME試験20問、脳波分野試験60問、筋電図・神経伝導分野60問出題する。
  6. 6)医師の場合、「専門医」と「専門技術師」の資格を共に取得することも可能であるが、両者を取得しても、特にその知識の深さと技術の高さを保証するものではない。
  7. 7)面接・実技試験の導入は将来の課題とする。
(試験の合否判定と専門医認定)
第9条
専門医の認定は委員会が資格、試験成績の審査を行い、理事会が決定する。
2.
試験の受験者には、理事会での合格判定承認後に判定結果を通知する。
3.
専門医認定を受けるに当たっては、認定料を納付しなければならない。
4.
認定料は、脳波分野および筋電図・神経伝導分野それぞれ1万円とする。
5.
脳波分野および筋電図・神経伝導分野の二つの資格を同時に取得する場合は1万5千円とする。
6.
認定料納付確認の後に、日本臨床神経生理学会専門医認定証を交付する。
7.
認定証の再発行は1回に限り認める。手数料は5千円とする。
8.
認定料等の請求する料金、及び費用には消費税を加算し請求する。
(専門医の資格更新)
第10条
資格更新手続きを行い、以下の条件を満たす者は資格を更新できる。更新資格の有効期間は5年間とする。
  1. 1)資格取得後引き続き5年間本学会会員であること。
  2. 2)資格更新には(1)学会、研究会への参加、(2)学会発表、(3)論文掲載のいずれかにより5年間で認定点数50点以上を取得する必要がある。ただし、本学会主催の学術大会または技術講習会への参加(学会発表を含む)、あるいは「臨床神経生理学」ないし「Clinical Neurophysiology」への論文掲載で認定点数30点以上を取得しなければならない。
  3. 3)取得点数を証明できる学術大会等の参加証あるいは抄録等のコピーを提出する。ただし、事務局把握点数で更新に必要な点数を満たしている場合にはこれを省略できる。
第11条
専門医の資格を更新しようとするものは、申請書を提出するとともに、認定更新料を納付しなければならない。ただし、事務局把握点数で更新に必要な点数を満たしている場合には、申請書提出を省略して更新料の納付をもって更新の意思確認に代えることができる。
2.
専門医資格更新の手続きに関わる料金は以下の通りとする。
  1. 1)認定更新料: 脳波分野および筋電図・神経伝導分野それぞれ1万5千円とする。両分野を同時に更新する場合は3万円となる。
  2. 2)認定更新料納付確認の後に、日本臨床神経生理学会専門医認定証を交付する。
  3. 3)認定証の再発行は1回に限り認める。手数料は5千円とする。
  4. 4)認定更新料等の請求する料金、及び費用には消費税を加算し請求する。
第12条
認定資格更新のために必要な認定点数を以下のように定める。
2.
学会研究会等の行事への参加、及び、発表に関する点数ついては以下の通りとする。
  1. 1)当学会主催行事への参加:15点
    日本臨床神経生理学会学術大会〔註〕、日本臨床神経生理学会技術講習会〔註〕、国際臨床神経生理学会(ICCN)
    〔註〕日本臨床神経生理学会学術大会に参加した場合15点、日本臨床神経生理学会技術講習会に参加した場合15点。ただし、同一年度にこれらの両方に参加した場合は20点とする。
  2. 2)当学会主催セミナーへの参加:12点
    主催セミナーは以下のとおりである。
    神経筋診断セミナー、脳波セミナー・アドバンスコース、術中脳脊髄モニタリングセミナー〔註〕講師には15点を付与する。
  3. 3)関連講習会への参加:10点
    関連講習会は以下のとおりである。
    臨床神経生理技術講習会・東京、臨床神経生理研究会(九州)、臨床筋電図・電気診断学入門講習会(東京)、脳波・筋電図セミナー(京都)、北東北・道南神経筋電気診断技術セミナー、南東北臨床神経生理セミナー〔註〕講師には15点を付与する。
  4. 4)関連国際学会への参加:7点
  5. 5)関連国内学会への参加:5点
  6. 6)各学会を代表する全国規模の学術集会以外の学会付属行事を点数付与対象として認める場合がある。これについては、継続的に半日(休憩を含め3時間)以上開催されるものについては5点、それを満たさないものは2点とする。また、同一年度内については、メインの学術集会も併せてひとつの学会あたり5点までしか認めない(なお、同一年度とは原則として10月から9月の本学会の会計年度に従って判断する)。
  7. 7)関連研究会への参加:2点
  8. 8)その他、委員会が適当と認める行事類に点数を与える場合がある。
  9. 9)当学会学術大会、ないし当学会主催の国際学会での学会発表(ポスター発表を含む): 5点(発表者本人に限る)
  10. 10)上記の4)~7)の具体的な学会名については別に定める。そのリストは学会ホームページ上に公開する。
3.
論文掲載に関する点数については以下の通りとする。
  1. 1)「臨床神経生理学」、「Clinical Neurophysiology」の筆頭著者10点、共著者5点。
  2. 2)関連国際誌の筆頭著者7点、共著者3点。
  3. 3)関連国内誌の筆頭著者3点。
  4. 4)関連国際誌・関連国内誌に該当するかどうかは、その都度委員会で審査する。
  5. 5)別刷もしくは論文全体のコピーを提出する。掲載誌や論文内容が脳波分野あるいは筋電図・神経伝導分野に関連したものかどうかを委員会が判定する。
(更新の保留と資格停止)
第13条
留学、病気、出産、育児、その他のやむを得ない理由で更新点数の要件を満たさない場合には、その理由を書面で本学会へ提出する。審査の上、正当な理由と判断された場合には、認定更新の保留を認める。保留期間中は、認定資格を停止する。認定更新の保留は最長で3年間とする。保留期間中に規定の単位を取得できた場合は次年度より専門医資格を回復する。
(専門医の公表)
第14条
原則として、専門医は本学会ホームページに認定保有者の氏名、所属機関及びその所在地の都道府県を掲載する。
2.
所属・住所登録の報告のない専門医も氏名をホームページに掲載する。
3.
専門医の公表は、退会の意思を表明している者、公開不同意者(委員会で認められた特殊事情がある場合のみ)については行わない。
(改正)
第15条
本細則の改正は、試験・認定委員会の審議を得た上で、理事会の承認を要する。
(補則)
第16条
本細則の施行について必要な事項は、委員会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。
  2. 本細則は、2017年11月28日から施行する。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門技術師資格審査、認定更新等に関する細則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 専門技術師資格審査、認定更新等に関する細則

(目的)
第1条
本細則は、「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)専門技術師制度に関する規則」に基づき、専門技術師の資格審査、試験および認定更新に関する事項を定め、適正な運用を行うことを目的とする。
(委員会)
第2条
専門技術師の資格審査、試験、認定更新等に関する業務は、本学会の試験・認定委員会(以下「委員会」という)が行う。
(専門技術師の申請資格)
第3条
認定試験受験者の申請資格は以下のように定める。
  1. 1)臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、医師、歯科医師、看護師等の資格を有すること。または4年制以上の大学卒業者で臨床神経生理分野の研究者であること。
  2. 2)脳波あるいは筋電図・神経伝導の臨床的検査あるいは研究に3年間以上(他の検査・研究との兼務期間も含む)従事した経験を有すること。
  3. 3)継続的に3年間以上の本学会会員歴を有すること。
  4. 4)本学会会員歴には、学生会員歴も認めるが、正会員歴が含まれていること。
  5. 5)本学会主催の学術大会、技術講習会、または本細則第12条に定める主催セミナーもしくは関連講習会、関連国際・国内学会への参加が、申請時点からさかのぼって3年以内に2回以上あること。ただし、少なくとも1回は本学会主催の学術大会あるいは技術講習会であること。
(試験の公示)
第4条
委員会は、本細則第8条に基づく試験を行うときは、試験日時、受験資格、受験申請方法、受験申請期間、その他認定験実施に関する事項を機関誌および学会ホームページで公示する。
(認定試験受験申請について)
第5条
認定試験申請については以下のように定める。
2.
認定を希望する者は以下の書類を本学会に提出する。
  1. 1)委員会作成の申請書
  2. 2)該当する資格の免許証等のコピー。
  3. 3)専門医もしくは専門技術師、あるいは医療・研究機関の責任者による該当分野における3年間以上の検査・研究の経験に関する証明書。
  4. 4)学術集会等に参加したことを証明する参加証あるいは抄録等のコピー。
  5. 5)最近5年間に自分が実際に記録した脳波波形のコピー5例分(脳波分野)、ないし、神経伝導検査等の波形のコピー5例分(筋電図・神経伝導分野)。
第6条
専門技術師試験受験を申請しようとする者は、受験料を納付しなければならない。
2.
受験料は、脳波分野および筋電図・神経伝導分野それぞれ1万円とする。
3.
受験料は、脳波分野および筋電図・神経伝導分野の2つの資格を同時に受験する場合は、合計1万5千円とする。
4.
受験料等の請求する料金、及び費用には消費税を加算し請求する。
(受験資格の審査)
第7条
委員会は、前項により提出された書類により、専門技術師試験の受験資格を審査するものとする。
2.
同委員会は、前項の資格審査の結果を申請者に通知しなければならない。
(専門技術師試験の実施)
第8条
専門技術師試験は以下のように施行する。
  1. 1)年1回施行する。
  2. 2)試験問題は委員会が作製する。
  3. 3)筆記試験を、基礎・ME分野、脳波分野および筋電図・神経伝導分野に分け個別に行う。受験者はそれぞれの分野の試験と基礎・ME分野の試験を受験する。両分野を同日中に受験する場合は3つの試験を受験することとする。
  4. 4)各分野の検査あるいは研究に必要な神経・筋解剖および発達、生理学、電子・物理学、検査の理論・方法・技術、検査所見に関する基礎知識、検査中の緊急事態に対する対処方法等の知識・技術に関して審査する。出題項目の詳細については、筆記試験範囲の大綱において定める。
  5. 5)マルチプルチョイスの問題を、基礎・ME試験20問、脳波分野試験60問、筋電図・神経伝導分野60問出題する。
  6. 6)面接・実技試験の導入は将来の課題とする。
(試験の合否判定と専門技術師認定)
第9条
専門技術師の認定は委員会が資格、試験成績の審査を行い、理事会が決定する。
2.
試験の受験者には、理事会での合格判定承認後に判定結果を通知する。
3.
専門技術師認定を受けるに当たっては、認定料を納付しなければならない。
4.
認定料は、脳波分野および筋電図・神経伝導分野それぞれ1万円とする。
5.
脳波分野および筋電図・神経伝導分野の二つの資格を同時に取得する場合は1万5千円とする。
6.
認定料納付確認の後に、日本臨床神経生理学会専門技術師認定証を交付する。
7.
認定証の再発行は1回に限り認める。手数料は5千円とする。
8.
認定料等の請求する料金、及び費用には消費税を加算し請求する。
(専門技術師の資格更新)
第10条
資格更新手続きを行い、以下の条件を満たす者は資格を更新できる。更新の有効期間は5年間とする。
  1. 1)資格取得後引き続き5年間本学会会員であること。
  2. 2)資格更新には、(1) 学会、研究会への参加、(2) 学会発表、(3) 論文掲載のいずれかにより5年間で認定点数40点以上を取得する必要がある。ただし、本学会主催の学術大会または技術講習会、主催セミナーもしくは関連講習会への参加(学会発表含む)、あるいは「臨床神経生理学」ないし「Clinical Neurophysiology」の論文掲載で認定点数20点以上を取得しなければならない。
  3. 3)取得点数を証明できる学術大会等の参加証あるいは抄録等のコピーを提出する。ただし、事務局把握点数で更新に必要な点数を満たしている場合にはこれを省略できる。
第11条
専門技術師の資格を更新しようとするものは、申請書を提出するとともに、認定更新料を納付しなければならない。ただし、事務局把握点数で更新に必要な点数を満たしている場合には、申請書提出を省略して更新料の納付をもって更新の意思確認に代えることができる。
2.
専門技術師資格更新の手続きに関わる料金は以下の通りとする。
  1. 1)認定更新料: 脳波分野および筋電図・神経伝導分野それぞれ7,500円とする。両分野を同時に更新する場合は1万5千円となる。
  2. 2)認定更新料納付確認の後に、日本臨床神経生理学会専門技術師認定証を交付する。
  3. 3)認定証の再発行は1回に限り認める。手数料は5千円とする。
  4. 4)認定更新料等の請求する料金、及び費用には消費税を加算し請求する。
第12条
認定資格更新のために必要な認定点数を以下のように定める。
2.
学会研究会等の行事への参加、及び、発表に関する点数ついては以下の通りとする。
  1. 1)当学会主催行事への参加:15点
    日本臨床神経生理学会学術大会〔註〕、日本臨床神経生理学会技術講習会〔註〕、国際臨床神経生理学会(ICCN)
    〔註〕日本臨床神経生理学会学術大会に参加した場合15点、日本臨床神経生理学会技術講習会に参加した場合15点。ただし、同一年度にこれらの両方に参加した場合は20点とする。
  2. 2)当学会主催セミナーへの参加:12点
    主催セミナーは以下のとおりである。
    神経筋診断セミナー、脳波セミナー・アドバンスコース、術中脳脊髄モニタリングセミナー〔註〕講師には15点を付与する。
  3. 3)関連講習会への参加:10点
    関連講習会は以下のとおりである。
    臨床神経生理技術講習会・東京、臨床神経生理研究会(九州)、臨床筋電図・電気診断学入門講習会(東京)、脳波・筋電図セミナー(京都)、北東北・道南神経筋電気診断技術セミナー、南東北臨床神経生理セミナー〔註〕講師には15点を付与する。
  4. 4)関連国際学会への参加:7点
  5. 5)関連国内学会への参加:5点
  6. 6)各学会を代表する全国規模の学術集会以外の学会付属行事を点数付与対象として認める場合がある。これについては、継続的に半日(休憩を含め3時間)以上開催されるものについては5点、それを満たさないものは2点とする。また、同一年度内については、メインの学術集会も併せてひとつの学会あたり5点までしか認めない(なお、同一年度とは原則として10月から9月の本学会の会計年度に従って判断する)。
  7. 7)関連研究会への参加:2点
  8. 8)その他、委員会が適当と認める行事類に点数を与える場合がある。
  9. 9)当学会学術大会、ないし当学会主催の国際学会での学会発表(ポスター発表を含む): 5点(発表者本人に限る)
  10. 10)上記の4)~7)の具体的な学会名については別に定める。そのリストは学会ホームページ上に公開する。
3.
論文掲載に関する点数については以下の通りとする。
  1. 1)「臨床神経生理学」、「Clinical Neurophysiology」の筆頭著者10点、共著者5点
  2. 2)関連国際誌の筆頭著者7点、共著者3点。
  3. 3)関連国内誌の筆頭著者3点。
  4. 4)関連国際誌・関連国内誌に該当するかどうかは、その都度委員会で審査する。
  5. 5)別刷もしくは論文全体のコピーを提出する。掲載誌や論文内容が脳波分野あるいは筋電図・神経伝導分野に関連したものかどうかを委員会が判定する。
(更新の保留と資格停止)
第13条
留学、病気、出産、育児、その他のやむを得ない理由で更新点数の要件を満たさない場合には、その理由を書面で本学会へ提出する。審査の上、正当な理由と判断された場合には、認定更新の保留を認める。保留期間中は、認定資格を停止する。認定更新の保留は最長で3年間とする。保留期間中に規定の単位を取得できた場合は次年度より専門技術師資格を回復する。
(専門技術師の公表)
第14条
原則として、専門技術師は本学会ホームページに認定保有者の氏名、所属機関及びその所在地の都道府県を掲載する。
2.
所属・住所登録の報告のない専門技術師も氏名をホームページに掲載する。
3.
専門技術師の公表は、退会の意思を表明している者、公開不同意者(委員会で認められた特殊事情がある場合のみ)については行わない。
(改正)
第15条
本細則の改正は、試験・認定委員会の審議を得た上で、理事会の承認を要する。
(補則)
第16条
本細則の施行について必要な事項は、委員会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。
  2. 本細則は、2017年11月28日から施行する。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 指導医認定、認定更新等に関する細則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 指導医認定、認定更新等に関する細則

(目的)
第1条
本細則は、「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)指導医認定および認定更新に関する規則」に基づき、指導医の認定および認定更新に関する事項を定め、適正な運用を行うことを目的とする。
(委員会)
第2条
指導医の認定、認定更新等に関する業務は、本学会の試験・認定委員会(以下「委員会」という)が行う。
(指導医の申請資格)
第3条
日本臨床神経生理学会指導医(以下「指導医」という)の申請資格は以下のように定める。
1) 日本臨床神経生理学会専門医資格を有していること。
2) 1回以上専門医資格を更新していること。
3) メディカルスタッフ対象を含む指導実績を有すること。
4) 学会発表あるいは論文実績1報以上(共著者でも良い)があること。
5) 脳波分野と筋電図・神経伝導分野に分ける。専門医を有している分野の指導医になることができる。両専門医を有している場合には、両分野の指導医になることができる。
(指導医認定申請と認定更新申請について)
第4条
指導医の認定申請および認定更新申請の手続きについては以下のように定める。
2.
委員会は、対象となる専門医・指導医に、指導医申請書、ないし、指導医更新申請書を郵送する(書式はホームページからのダウンロードも可能とする)。
3.
申請者は、本学会事務局に申請書を郵送して申請する。
4.
認定審査料は無料とする。
(指導医資格更新の基準)
第5条
指導医認定を更新する場合は、指導医申請資格で定める基準のうち、資格更新時に次の各号に掲げる項目を満たしていなければならない。
1) 臨床神経生理専門医資格を有していること。
2) 直近5年間にメディカルスタッフ対象を含む指導実績を有すること。
(指導医の公表)
第6条
指導医は本学会ホームページに氏名、所属機関及びその所在地の都道府県を掲載する。
(改正)
第7条
本細則の改正は、試験・認定委員会の審議を得た上で、理事会の承認を要する。
(補則)
第8条
本細則の施行について必要な事項は、委員会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。

 

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 施設認定、認定更新等に関する細則

2016年10月26日制定

一般社団法人 日本臨床神経生理学会 施設認定、認定更新等に関する細則

(目的)
第1条
本細則は、「一般社団法人 日本臨床神経生理学会(以下「本学会」という)施設認定および認定更新に関する規則」に基づき、施設認定および認定更新に関する事項を定め、適正な運用を行うことを目的とする。
(委員会)
第2条
施設認定および認定更新等に関する業務は、本学会の試験・認定委員会(以下「委員会」という)が行う。
(認定施設の認定条件)
第3条
教育施設認定の条件は以下のように定める。
1) 日本臨床神経生理学会指導医1名以上が常勤していること。
2) 研修に十分な施設・機器を備えていること。脳波分野では、脳波計を備えていること。筋電図・神経伝導分野では、筋電計を有していること。
3) 研修に十分な検査症例件数を施行していること。
i) 十分な検査症例件数は、脳波部門では年間脳波件数100件以上、筋電図・神経伝導部門では年間筋電図・神経伝導検査件数50件以上。
ii) 脳波の件数が不足の場合には、脳磁図の件数をもってこれに代えることができる。
iii) 筋電図・神経伝導検査件数が不足の場合には、術中モニタリングの件数をもってこれに代えることができる。
4) 定期的なカンファレンスを行っていること。
5) 脳MRI・CT等の画像診断機器がある、もしくは他施設に速やかに委託する体制が整っていることが望ましい。
6) 専門技術師がいることが望ましい。
第4条
準教育施設認定の条件は、以下の1)もしくは2)を満たしていなければならない。
1) 施設に日本臨床神経生理学会専門医1名以上が常勤していて、教育施設認定条件の2)から6)を満たし、かつ教育施設との連携を取っている。
2) 日本臨床神経生理学会指導医が非常勤で勤務して検査・判読を行っており、教育施設認定条件の2)から6)を満たし、かつ教育施設との連携を取っている。
3) 教育施設との連携とは、検査結果の解釈や判読におけるコンサルテーション・検査依頼・カンファレンス等の協力関係を指す。
(施設認定申請と認定更新申請について)
第5条
施設認定申請および認定更新の手続きについては以下のように定める。
2.
委員会は、対象となる施設の責任者に、施設認定申請書、ないし、施設認定更新申請書を郵送する(書式はホームページからのダウンロードも可能とする)。
3.
申請者は、日本臨床神経生理学会事務局に申請書を郵送して申請する。
4.
認定審査料は無料とする。
(認定更新の基準)
第6条
認定を更新する場合は、本細則第2条、第3条に定める教育施設ないし準教育施設の認定条件を満たしていなければならない。
(認定施設の公表)
第7条
認定施設は本学会ホームページにその所在地の都道府県と共に掲載する。
(改正)
第8条
本細則を改正するときは、試験・認定委員会の審議を得た上で、理事会の承認を要する。
(補則)
第9条
本細則の施行について必要な事項は、委員会の決議を経て別に定める。

 

附則
  1. 本規則は、2016年10月26日から施行する。

 


波形と所見のレポートサンプル(認定医師用)の更新について

 日本臨床神経生理学会認定試験において、認定医師については、「本人が施行ないし判読した検査」の、波形ないし所見レポートを提出することとなっています。ですが、従来のサンプル波形には、認定医師についても「申請者が実施した検査を提出すること」とコメントがつけてありました(ただし、針筋電図については、技師は施行できませんので、申請者本人が実施した検査であることが必要です)。これらの点を是正した新しいサンプルに更新しましたので、これから受験申請されようという方は、こちらのリンク(http://jscn.umin.ac.jp/specialist/sample.html)にある、新しいサンプルをご参照下さい。

 2016年2月10日 

日本臨床神経生理学会
試験・認定委員会 委員長 園生雅弘


日本臨床神経生理学会専門医・専門技術師
筆記試験範囲の大綱(2012年改訂版)

 専門医・専門技術師制度は筆記試験による認定が行われます。筆記試験は専門医,専門技術師それぞれについて「脳波分野試験」,「筋電図・神経伝導分野試験」があり,出題問題数はそれぞれ以下のように80問ずつです。

  1. 専門医(脳波分野試験)[80問]:
    ( 脳波関連専門問題[60問]+神経生理の基礎とME問題[20問])
  2. 専門医(筋電図・神経伝導分野試験)[80問]:
    ( 筋電図関連専門問題[60問]+神経生理の基礎とME問題[20問])
    * 神経生理の基礎とME問題[20問]とは,医師レベルで知っていなければならない神経・筋系の基礎生理学と,医師として知っておくことが必要な脳波・筋電図分野に共通したME技術の問題が主となります。
  3. 専門技術師(脳波分野試験)[80問]:
    ( 脳波関連専門問題[60問]+神経生理の基礎とME問題[20問])
  4. 専門技術師(筋電図・神経伝導分野試験)[80問]:
    ( 筋電図関連専門問題[60問]+神経生理の基礎とME問題[20問])
    * 神経生理の基礎とME問題[20問]とは,技術師レベルで知っていなければならない神経・筋系の基礎生理学と,技術師として知っておくことが必要な脳波・筋電図分野に共通したME技術の問題が主となります。

日本臨床神経生理学会
試験・認定委員会

  1. 「神経生理の基礎とME問題」試験範囲(専門医向け,専門技術師向け)
    1. 神経生理学の基礎
      1)ニューロンとシナプス 2)静止膜電位と活動電位 3)興奮と抑制 4)末梢神経(脳神経系,体性神経系,自律神経系) 5)神経興奮伝導のメカニズム(神経伝達物質など) 6)大脳の構造と機能局在 7)脳幹・小脳の構造と機能 8)脊髄の構造と機能 9)反射の機序 10)単極誘導(導出)と双極誘導(導出)の考え方
      11)遠隔電場電位と近接電場電位の考え方 12)その他,脳波・筋電図検査に必要な神経生理学
    2. ME技術と安全対策
      1)電流と電圧 2)交流雑音(ハム) 3)抵抗,コンデンサ,コイルの特性 4)差動増幅器について 5)同相弁別比(CMRR) 6)電圧増幅器の入力インピーダンスと電極接触抵抗 7)時定数と周波数特性について 8)定電流刺激と定電圧刺激 9)A/D 変換について 10)サンプリング周波数と量子化精度 11)同期加算平均の原理 12)磁気刺激装置 13)感染予防対策 14)電気的安全対策(機能アース,保護アースなど) 15)B,BF,CF形装着部機器 16)シールドルーム 17)その他漏れ電流など
  2. 「脳波関連専門問題」試験範囲(専門医向け,専門技術師向け)
    1. 脳波検査に関連する脳の生理と解剖
      1)脳波の発生機序 2)覚醒と睡眠機構 3)生体リズム機構
    2. 患者への対応と処置
      1)検査の説明と同意 2)乳幼児の取り扱い 3)意識障害患者の取り扱い 4)患者急変への対応(痙攣,嘔吐,欠神,疼痛など) 5)その他緊急検査・ベッドサイド検査など
    3. 脳波検査
      1)脳波波形の種類と特徴 2)脳波電極の特性 3)電極配置法(10/20法など) 4)脳波導出法とその特徴 5)特殊導出法(AV,BNE,SD法,頭蓋内導出法など) 6)モンタージュ 7)アーティファクトの鑑別と対策
    4. 脳波計について
      1)ディジタル脳波計の特徴 2)主要なJIS規格(フィルタ,弁別比,雑音,感度,周波数特性など) 3)各種刺激装置(光,音)
    5. 正常脳波(判読法を含む)
      1)新生児(低出生体重児を含む)・乳幼児・小児・成人・高齢者の脳波像の特徴 2)脳波賦活法(睡眠,光,過呼吸など) 3)検査に伴う危険(光誘発発作,モヤモヤ病の過呼吸など) 4)睡眠段階による脳波変化 5)REM睡眠時の生理的変化 6)睡眠脳波の加齢による変化 7)脳波の生理的変化 8)その他正常変異波形など
    6. 臨床脳波(判読法を含む)
      1)基礎(背景)活動の異常 2)てんかん性異常波(てんかん症候群と脳波) 3)てんかん性異常波と鑑別必要な波形とその意義(POSTS,Wicket spike,BETS,その他) 4)発作時脳波記録の注意点 5)脳炎・脳症,意識障害と脳波 6)脳血管障害,脳腫瘍,脳器質障害と脳波 7)周期性放電とバースト・サプレッション・パタン 8)その他
    7. 睡眠ポリグラフィ(PSG)
      1)終夜睡眠ポリグラム(PSG)の記録法(小児を含む)と解析法 2)PSG検査に必要な各種生体現象 3)簡易型無呼吸モニタ検査 4)各種睡眠障害のPSGの特徴 5)睡眠潜時反復検査(MSLT)と覚醒維持検査(MWT) 6)その他
    8. 脳死判定
      1)記録法(記録時間,高感度記録,電極間距離,雑音レベルなど)2)脳死判定時の雑音対策 3)脳死判定基準
    9. 脳波分析
      1)分析の基本(周波数分析及び相関分析など) 2)脳電位マッピング 3)双極子追跡法の原理
    10. 脳誘発電位
      1)検出法の原理(加算平均,S/Nなど) 2)SEP,AEP(ABRを含む),VEP,ERP検査法 3)各種誘発電位波形の臨床的意義 4)その他各誘発電位の周波数成分など
    11. 画像検査とその他の機能検査
      1)頭部CT 2)頭部MRI 3)fMRIの原理 4)MEGの原理 5)近赤外線スペクトログラフィの原理 6)SPECT検査 7)PET検査 8)眼球運動検査(電気眼振検査など) 9)その他自律神経機能検査など
  3. 「筋電図・神経伝導関連専門問題」試験範囲(専門医向け,専門技術師向け)
    1. 筋・神経検査に関連する生理と解剖
      1)神経線維の構造と生理学(軸索変性と再生,節性脱髄) 2)錐体路系と錐体外路系 3)大脳基底核の概要 4)筋の構造と収縮メカニズム 5)運動単位とサイズ原理 6)筋紡錘,α,γ,group Ia神経の機能 7)脊髄の解剖 8)種々の脊髄反射(腱反射など) 9)主な筋の支配神経と神経走行および走行異常 10)その他,筋電図検査に必要な神経生理学(瞬目反射など)
    2. 患者への対応と処置
      1)検査の説明と同意 2)乳幼児の取り扱い 3)患者急変への対応(痙攣,嘔吐,失神,疼痛など) 4)その他緊急検査・ベッドサイド検査など
    3. 筋電計について
      1)筋電計のブロック図 2)主要なJIS規格(感度,雑音など) 3)記録部の種類と周波数特性 4)その他電気刺激装置など
    4. 筋電図検査
      1)針筋電図と表面筋電図の違い 2)針筋電図と表面筋電図のフィルタ設定 3)針電極の種類 4)筋電図検査のノイズ対策 5)表面筋電図とクロストーク 6)線維自発電位・陽性鋭波など安静時異常電位の種類と臨床的意義 7)運動単位電位波形の成り立ちと異常発生のメカニズム 8)筋電図所見異常の経時的変化 9)干渉波の評価 10)表面筋電図の臨床応用 11)単一筋線維筋電図の概要 12)その他マクロ筋電図の概要など
    5. 誘発筋電図(磁気刺激を含む)と神経伝導検査
      1)電気刺激の極性・持続時間設定と最大上刺激の意味 2)刺激と運動アーティファクトと除去対策 3)神経伝導速度に影響する生理的要因 4)CMAP波形のパラメータと各々の臨床的意味 5)伝導ブロックと時間的分散の判定 6)神経走行異常とCMAP波形 7)SNAP波形のパラメータと生理的時間的分散 8)主な運動および感覚神経伝導検査の刺激・導出部位 9)脱髄および軸索変性疾患の伝導速度と誘発電位波形 10)F波,H波の鑑別と臨床的意義 11)手根管症候群の臨床像と神経伝導検査 12)その他の主な絞扼性神経障害と神経伝導検査 13)顔面神経麻痺における誘発筋電図 14)主な末梢神経・筋疾患の臨床像(ALS,筋ジスなど) 15)反復誘発筋電図(疲労検査) 16)正中神経と後脛骨神経の体性感覚誘発電位の適応と異常 17)電流知覚閾値検査の概要 18)C反射(LLRを含む)の概要 19)経頭蓋磁気刺激検査(運動誘発電位)の概要 20)脊髄誘発電位(術中モニタリング)の概要 21)MUNE(運動推定単位数)の概要 22)交感神経皮膚反応の概要
    6. 筋電図検査に関する安全対策
      1)針刺し事故と安全対策 2)消毒と滅菌およびディスポーザブル電極などについて

過去の認定制度