一般社団法人 日本臨床神経生理学会

学会について

理事長挨拶

 この度、学会ホームページのリニューアルが完成しましたので、理事長として一言ご挨拶申し上げます。これに先立つ10月1日にはマイページが導入されており、会員の皆様方の個人情報が閲覧できるようになっています。広報活動は、社会へ発信するという意味からも大事ですので、今後もより良い形での情報提供をして参ります。

 さて、平成25年11月6日に開催された理事会において辻貞俊理事長の後任として理事長に選ばれ、約4年が過ぎました。お陰様で、この4年間で会員数も3,206名から3,470名と増加傾向にあります。

 臨床神経生理学会のますますの発展を目指すために、若手医師およびコメディカルの教育体制を充実させることを始めました。学会主催セミナーとして以前からある神経筋診断セミナーに加えて、脳波セミナー・アドバンスコースと術中脳脊髄モニタリングセミナーを創設しました。どのセミナーも人気が高いだけでなく、その充実した内容が参加者から高い評価を得ています。

 専門医制度の青写真はまだ見えてきていませんが、技術専門分野としての臨床神経生理の価値を高めるため、学会認定制度を学会専門医制度に変更しました。現在、専門医(脳波517名、筋電図・神経伝導445名) 、専門技術師(脳波284名、筋電図・神経伝導222名)です。単に名称変更だけではなく、指導医制度や研修施設認定を開始しました。これを機にシラバスなども見直し、より良い専門医・技術師制度の構築を目指します。

 各種委員会の効率化を高めるため、委員会の再編を行いました。常設委員会と特別委員会に分け、必要に応じて小委員会やワーキンググループを立ち上げられるようにしました。そのために、委員会細則を新たに定め、定款や会則の整備を進めてきました。選挙制度も一般社団法人法に則った規則で代議員選挙、理事選挙を行えるようにしました。

 脳波・筋電図・誘発電位は、関連臨床領域(精神医学、神経内科、小児神経、脳外科、整形外科、リハ科、検査科など)の中でも検査法として重要な位置を占めています。今後も、会員皆様方の専門性をより高めるための技術教育の場をさらに充実させることに邁進して参ります。幸いなことにGSK医学研究助成に採択され、ライブデモ形式のウェブセミナーを企画・開催し、また当日視聴できなかった人のためには、このセミナーやその他の当学会教育事業をウェブ配信して自己学習するe-learningシステムを構築することにしています。

 最後に、2018年1月より機関紙完全オンライン化(紙媒体廃止)を予定しています。論文はJ-STAGEからダウンロードできますし、ニュースレターを年2回発行して必要な情報をお知らせ致します。

 今後とも会員の皆様からのご支援とご協力を賜れば幸甚です。

2017年11月
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
理事長 飛松省三